FXで大損ぶっこいて損して失敗することなんて、別にめずらしいことでもなんでもなくて、相場に参加した人なら誰しもが一度は痛い目にあってしまう。この損を資金の少ないうちに経験しておくと、FXがいかに危険なものかをリスクを少なくして知ることが出来るというメリットがある。僕自身も資金が少ないうちにFXで損をぶっこいたことが良い教訓になって、今でもトレードするときは自分のメンタルが維持できる枚数しかポジションを取ることはしない。今回は自分がFXで失敗した経験談のすべてをかいていきます。
私がFXと出会ったきっかけは、ハピタスでDMMFXの口座をつくると15000円もらえるというものでした。このときはDMMの口座を作って15000円だけゲットしてトレードをしないというつもりだったのです。
いざDMMFXの口座をつくると、俺もFXという投資を一度やってみたいという気持ちがでてきてしまい、トレードをしたいという感情をいっさい抑えることができずにトレードしてしまったのはいうまでもない。
私のトレード初日はFX初心者だというのに50000円を51000円に増やすという神がかり的なトレードをしてしまいます。このとき、あれーFXって超かんたんじゃん、適当にポジッタだけで1000円も儲けちゃったよー。コンなんで損するやついるのかよーと思ってしまいました。
本当はこんな風に思わずにポジションを取るということは損するリスクがあるということだと気づいておくべきだった。
トレード二日目で、突如ユーロ円の利下げが起きて、初心者の私は適当にポジッていたので、利下げに対応できず、１ロットで５０PIPSの逆行してしまい、51000円が46000円になってしまった。
このときの私は利下げってなんだよー、FX初心者なんだから利下げすらしらねえよー、本当FX難しいわと思い悩んでしまいました。
トレード3日目に、利下げで損したのが悔しくて、ポリンジャーバンドというものを知り、ポリンジャーバンドを使いながら、スキャルピングに取り組んだ。そうしたら、なんと5万円の資金が6万円に増えてしまったのです。
このとき私は、俺はトレードの才能をもってうまれてきた選ばれし人間なのかもしれない。そこらへんの馬の骨とはちがうんだと思い始める。
トレード4日目 初心者あるあるの適当にポジルが発生して、適当にポジッたユーロ円のポジションがマイナス200PIPSになる。マイナス２００PIPSになっても、損切りしないでまっていたら、なんと元のぽじった数値までもどってきたのです。これで、6万円の資金キープ。
このとき私は、損切りするとか馬鹿じゃん。まってればいずれもどってくるんだよｗｗｗｗと思い始める。
トレード5日目 どうしたらFXに連勝できるのかという考えた私はFXの情報をネットサーフィンで探すようになる。このときついにFXの必勝法にであう。その名もFX予想サイト。
このとき、このサイトの予想のトレンドとレンジに従ってポジれば、負けないという根拠のない自信をもつ。
トレード6日目 FX予想サイトを信じタままにポジションとったら、なんと＋６０PIPSの勝利で、資金が6万6000円に上昇する。
このとき、このFX予想サイトをつかえば、俺もFXで億万長者になれるかもしれないと心のそこで思ってしまった。
トレード7日目 トレード予想サイトの言うとおりにレンジの下でユーロ円の逆張りをかましたのに、ユーロ円はレンジの下をさらにつつきすすんでいく。。。このときすぐに損切りすればいいのに、損切りすることができず、資金が50000に戻る。
このとき、FX予想サイトなんて信用したらだめだ、自分の頭でしっかりと考えてポジションをとらないと破滅するという事実に気づく。
トレード8日目 この日もお金を儲けたいという心に体が支配されて、適当にポジションを取り始める。その結果、5000円の資金を43000円にまですり減らす。
このとき、精神が崩壊して、俺はトレードの天才なのかもしれないという自身を失う。
トレード9日目。 米雇用統計という相場がおおきく動くイベントがあることを知る。
このときは、速く雇用統計に参加して損した金を取り戻したいという気持ちで頭がいっぱいになる。当然、雇用統計で損することなんて頭に思い描いていない。
トレード10日目。 念願の雇用統計に参加する。自分の考えを信じることができず、二チャンネルの意見を参考にするというにちゃんねる投資法を使った結果、雇用統計の予想をはずし、資金が35000円になる。
このとき、ラピュタがテレビで放映されており、ラピュタのバルスのシーンと同時にドル円が下落していったのは懐かしい思い出。
トレード11日目 資金35000円では証拠金が43000円要るドル円がポじれなくなる。しかし、そんなところで諦める俺ではなかった。ドル円がポジれないなら、ドル円より少ない証拠金でポジれるNZドルをポジればいいじゃないかという思考に。
このとき、こんなNZドルをポジらずに全額出金しとけばよかったものを。
トレード12日目 適当にポジッタNZドルが８０PIPS逆行して、資金が27000円となる。そしてついにNZドルすらぽじれなくなる。しかし、NZドルがぽじれないくらいで、損したお金を取り戻すことを諦める私ではないのだ。NZドルがぽじれないなら、一枚3000円でポジションをとれる南アフリカランド円をポジればいいじゃないかということで、南アフリカランド円を５枚ほどぽじる。ランド円5枚ポジッタ後、南アフリカランド円が３０PIPほど逆行してしまい、資金が12000円になりほぼ再起不能。
このとき、ランド円なんていじらずに全額出金しとけばよかったのにねえ。
トレード13日目 資金12000円しかないけど、まだお金を取り戻したい。まだ、南アフリカランド円が三枚もポジれるじゃないかと思い、ランド円を感情にまかせて3枚ポジる。その結果、なんと２０PIPS大勝して6000円儲けることに成功して、資金が18000円に回復。
このとき、まだおれはお金をとりかえせると思っていたので、一円たりとも出金しなかったのはいうまでもない。
トレード14日目 資金18000円から即効で資金を5万円に戻したいという気持ちが強くでてしまい、南アフリカランド円を5枚ポジってしまう。その結果、まさかまさかの２２PIPS逆行してしまい、資金が5000円に。5000円の資金ではお金を取り戻すことは不可能だということにきずき、5000円を全額出金。
こんな感じで僕のはじめてのFXトレードは幕をおろしたのです。この後も、何度もFXに挑戦することを繰り返して、損を積み重ねたのはいうまでもない。だけど、この損があったから、今トレードに勝てているので、損したことがすべて悪いという風にはとらえていないよね。
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最後に、
FXは初心者が手を出すと１００パーセントの確率で損をする危険な投資ということを決して忘れてはいけない。ただ、トレードをして損をするうちでトレードスキルが上昇して儲けられる人もいるということも決して忘れてはいけない。
