FXはトレンド方向にだけエントリーをして、含み損が10PIPSから15PIPSに達したら損切り、含み益が30PIPS以上から100PIPSに達したら利益確定をするという作業をひたすら繰り返せば、収支が+になるゲーム。このことを実践できれば、FXで儲けるなんてことは他愛もないことなんですが、人は感情で動く生き物なので、トレードルールを破り、感情でエントリーと利確と損切りをしてしまい、FXで大きな損益を被る人が多発しています。
感情でFXトレードをしないようにするためには、FX以外の収益源を作り、FXトレードでお金を儲けたいという欲望を捨てる+金に対する執着心自体を薄くする+損することを恐れないの3つが必要になってくる。この3つのうちの一つでもかけてしまうと、感情的なトレードをして、損益を被るハメになってしまいます。
一つ目のFX以外の収益源を作り、FXトレードでお金を儲けたいという欲望を捨てるについては、正社員やアルバイトや自営業で収益を生み出して、FXで儲けられなければいいやと思うことで達成できる。
二つ目の金に対する執着心自体を薄くするについて、普段からお金を使わないで幸せになれる生活を心がけて、お金がなくても自分は幸せになんだと自分に思い込ませることで、金に対する執着心を減らしていく。
3つめの損することを恐れないについては、FXは損切りしないといつか大きな損益を被るゲームだということをしっかりと理解して、お金を失うことに対する恐怖心を捨てて、ある程度の損切りPIPSに達したら損切りを実行していけばいいだけ。
上記で説明した3つのことを全てクリアすることができれば、FXで利益を生み出すなんてことは他愛もないことになってくるのは言うまでもないだろう。そうはいっても、これら3つのことを習得するには、長年FXトレードを続ける必要があるので、そう簡単に習得できることではない。
FXはトレンド方向にだけエントリーすることが正義な理由
1.いい材料がでているときは、為替レートが大きく下がることはあまりない。
為替が大きく動く材料が出て、為替レートが上昇しているときに、トレンド方向にエントリーするようにすれば、80%以上の確率で利益を出すことができます。たとえ、いい材料がでて為替レートが落ちたとしても、いい材料がでていることが考慮され、為替レートの下落幅も小幅になり、損益額も限定されます。
2.トレンド方向にエントリーすれば勝てる確率8割。逆張りで勝てる確率は4割。
FXトレードに於いて、トレンド方向に逆らわずに、エントリーして勝てる確率は8割ほどなので、明らかにトレンド方向にエントリーしたほうが利益を生み出しやすい。それに対しては、トレンドに逆らう逆張りで勝てる勝率は4割ほどになり、6割は損切りするはめになるので、利益を生み出すことが難しい。
3.大相場に対応できる。
相場のトレンドに逆らわずにエントリーすることで、短期間にトレンド方向に5円から10円動く相場にも対応することでき、大きな利益を生み出す事が可能になる。逆に、相場のトレンドに逆らってエントリーしているときに、短期間にトレンド方向に5円から10円動く相場が訪れると、大変動に対応できず、大きな損益を被ってしまいます。
4.逆張りトレードとは安心感が違う。
トレンド方向にエントリーするということは相場が上がる要素も出ている+トレンドが発生しているという論理があるので、論理なしで感覚でエントリーする逆張りよりも、トレード時の安心感を得ることができる。
5.為替レートはトレンド方向に大きく動く。
為替レートはトレンドが発生すれば、トレンドの方向に大きく動く修正があるので、トレンドの方向にエントリーしておけば、高い確率で利益をだすことができる。
トレンド方向にエントリーするときに気をつけておくべきこと。
1.70PIPSから100PIPS動いた後に順張りするのはかなり危険。
一日に70PIPSから100PIPS動いたところが天井であることが多いので、一日に70PIPS動いた後は安易に順張りをすると天井ロングをつかむことになります。ただ、ポンド円は何にもない日に一日100PIPS動くことが多いので、ポンド円に限り70PIPS動いた後に順張りするのもあり。
2.自分が許容できるPIPS数に達したら、損切りを実行する。
トレンド方向にエントリーしても、負けるときは負けるのがFXなので、自分の許容できるPIPSをに達したら、躊躇なく損切りを行いましょう。ここで、損切りを躊躇してしまうと、のちのち大きな含み損を抱える羽目になってしまいます。
3.逆張りをしたいと気持ちを抑えるようにしよう。
順張りトレードで利益をだしたら、利益を出したことに満足して、逆張りで往復を取ろうとおもうのは辞めよう。その理由は、往復を取ろうと思った時に限って、大きなトレンドが発生して、逆張りポジションが多くの含み損を抱えることになるから。
4.突然の発言や出来事が起こるということを常に頭にいれておこう。
為替は突然の発言や出来事が起こて、トレンドが変換するという最悪の事態に備えて、トレンド方向にエントリーしてある程度のPIPS数で利益確定をして勝ち逃げするのもあり。
5.あまり強欲になりすぎない。
トレンドが突如終了して、含み益がでていたポジションが含み損を抱えるという最悪な事態を防ぐために、強欲な気持ちを抑えてある程度の含み益が出たらきちんと利益確定を行おう。
6.悪い材料が出て、大きな下げトレンドが発生したら、売りでエントリーしましょう。
大きな下げトレンドが発生すると瞬時に3円~4円下落するので、一円下落したところで逆張りをすると大きな損益を被ることになります。こういう事態を防ぐためにも、大きな下げトレンドが出たら、中途半端なところで逆張りロングをしないで、順張りショートをしましょう。
為替レート別トレンド方向にポジるときの簡単な戦略。
1.ポンド円
ポンド円は一日1円から3円動く可能性がある通貨ペアなので、大きく動くニュースがでたら、1円動いた後でもトレンド方向に順張りで攻めるべし。もう一つのポンド円の戦略としては、何も材料がないときにポンド円が一円動いたら、一円動いた後に逆張りすべし。
2.ユーロ円
ユーロ円は一日50PIPSから100PIPS動く通貨ペアなので、30PIPSほどトレンド方向に動いたら、トレンド方面に順張りするのもあり。もう一つのユーロ円戦略は、ユーロ円が大きく動く材料がでたら、一円動いた後に、トレンド方向に順張りすべし。
3.ドル円。
ドル円は、一日30PIPSから100PIPS動く通貨ペアなので、10PIPSほどトレンド方向に動いたら、トレンド方向に順張りするのもあり。ただ、順張りに失敗して、損切りラインに到達したら、きちんと損切りを実行していきましょう。
4.NZドル円
NZドル円は一日40PIPSから100PIPS動く通貨ペアなので、20PIPSほどトレンド方向に動いたら、トレンド方面に順張りするのもあり。
たまに、NZドル円も大きな材料があれば、200PIPSを動くときもあるので、100PIPS動いたからといって、NZドル円を逆張りするのはかなり危険。
5.カナダ・ドル円。
カナダドル円は一日30PIPSから100PIPS動く通貨なので、20PIPSほどトレンド方向に動いたら、トレンド方向に順張りで攻めよう。このカナダドル円は普段の為替変動幅があまり広くないので、危険度はかなり低い。
6.豪ドル円。
豪ドル円も一日30PIPSから100PIPS動く通貨ペアなので、10PIPSをほどトレンド方向に動いたら、トレンド方向に順張りに攻めよう。この豪ドル円は通貨の変動幅がしょぼいので、危険度は低い部類に入る。
7.南アフリカランド円。
ランド円については、値動きを予想する難易度が高いので、いじりません。
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最後に、
FXトレードで一番大事なことはトレンドに乗ること。