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2018年南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の予想と見通し。

るるぶ南アフリカ (るるぶ情報版海外)

南アフリカの経済指標は少ないので、南アフリカランド円の値動きを予測するのはかなり難しく、南アフリカランド円はFX初心者が安易に手を出すと痛い目に合う通貨ペア。そうはいっても南アフリカランド円は値動きがとても小さいので、低レバレッジでのFXトレードを心がければ、トレードに失敗しても、損失額を限定することが可能になっている。

FX初心者が南アフリカランド円という通貨ペアを扱うときに失敗する要因は、南アフリカランド円が少ない金額3000円程度で一枚ポジれることをいいことに、FX初心者はリスクのことを一切考えずに、南アフリカランド円を大量にポジってしまうこと。

南アフリカランド円を大量にポジった方向に、南アフリカランド円が大きく動けば、爆益となり、何の問題も発生しないのですが、南アフリカランド円のポジを大量に保有した後に、自分のポジとは逆に南アフリカランド円が20PIPS動いてしまうと、一撃で退場してしまうほどのお金を失うことに。FX初心者時は、俺だけはFXトレードミスなんてしないから、大量にポジっても何の問題もないと思ってしまいがちですが、FXではどんな人でも必ず負けるという現実があるので、大量にポジるということはお金を失うリスクにさらされているということになるのです。今回は2018年の南アフリカランド円の予想と見通しについて書かせていただきます。

2018年南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の予想について。

2018年アメリカ利上げ、衆議院議員選挙で自民党勝利、イスラム問題のリスク後退、スペインのカタルーニャ州独立失敗、北朝鮮リスクの後退、中国経済GDPが良い、日経の数値が良い、VIXの数値が低いとなれば、南アフリカランド円が下落する要素がほぼなくなるので、南アフリカランド円が大きく上昇していく可能性は大きいと断言できる。ただ、最悪のシナリオである北朝鮮リスク再熱、カタルーニャ独立、イスラムリスク再熱、中国GDPが悪い、日経の数値が悪い、VIXの数値が高いという事態がおきれば、南アフリカランド円は大きく下落していくので、注意が必要だ。

1.北朝鮮リスクと南アフリカランド円。

北朝鮮が日本に向けて発射すると、南アフリカランド円を含めるドル円、ユーロ円、ポンド円、NZドル円、スイス円、豪ドル円、カナダドル円も大きく下落していくので、北朝鮮関連のニュースが出たら、ロング目線を捨てて、ショート目線で攻めていきましょう。今のところ、北朝鮮のミサイル報道で、為替レートがガツン!と大きく下落した分は全て元のレートの基準にまでもどしているので、北朝鮮ネタで一円二円落ちたら、リバウンド狙いのロングで攻めていきましょう。

2.イスラム問題のリスク後退。

イスラム系のリスクがほとんどなくなったことにより、イスラム系ニュースが原因で為替レートが落ちることはなくなったので、安心して南アフリカランド円をロングすることが可能になっている。ただ、再度イスラム系のリスクが再熱する可能性は0ではないので、イスラム系リスクのことを頭の片隅に残しておこう。

3.スペインのカタルーニャ州独立成功。

いまのところは、スペイン政府がカタルーニャ州の独立を認めていないので、カタルーニャネタで南アフリカランド円とユーロ円が上昇しています。そうはいっても、スペイン政府がカタルーニャ州の独立を認めてしまうという事態がおこれば、スペイン経済が壊滅的になり、ユーロ円の下落に釣られて、南アフリカランド円も下落するという事態も起きる。

4.衆議院議員総選挙で自民党が圧勝。

衆議院議員選挙で自民党が勝利し、後4年は自民党が与党として君臨することが決まり、南アフリカランド円を含む為替レートが円安に進む可能性が高くなった。自民党は政権維持のために、経済政策をしっかりやる政党なので、自民党が政権にいる限りは為替は円安になること間違い無し。

5.中国GDP。

南アフリカランドは中国との貿易が多い国であり、中国経済の良し悪しで南アフリカランド円の為替レートの値が決まるので、中国経済の良し悪しを表す中国GDPが良ければ、南アフリカランド円は円安方向へ大きく上昇するし、中国GDPが悪ければ、南アフリカランド円は円高方向へ大きく下落していく。

6.日経平均株価。

日経平均株価が上昇すると、南アフリカランド円も上昇しているので、日経が上がっていたら、南アフリカランド円をロングしよう。逆に、日経平均株価が下落すると、南アフリカランド円が下落しているので、日経が下がっていたら、南アフリカランド円をショートしよう。

7.VIX指数

VIX指数の数値が大きい=世界的に不景気になっていることを表すので、VIX指数の数値が大きくなれば、南アフリカランド円が下落します。逆に、VIX指数の数値が小さい=世界的に景気がいいということを表すので、VIX指数の数値が小さくなれば、南アフリカランド円は上昇します。

8.FTSE/JSE アフリカ トップ40指数

アフリカ トップ40指数=アフリカの株価が上昇すれば、南アフリカランド円もアフリカ トップ40指数に釣られて上昇します。逆に、アフリカ トップ40指数=アフリカの株価が下落すれば、南アフリカランド円もアフリカ トップ40指数に釣られて下落します。

9.南アフリカGDP

南アフリカのGDPの数値がいいと、南アフリカランド円がが上昇することが多いのですが、南アフリカGDPの数値がよくても、南アフリカランド円が下落するということが起こるので、注意が必要です。

10.南アフリカ政策金利。

南アフリカ政策金利の数値が上がったというのに、南アフリカランド円が下落するというありえない事態も起こりうるので、南アフリカの政策金利の数値を判断材料にして、南アフリカランド円のトレードをすると痛い目に合います。

11.ゴールド。

ゴールドの値段が上がったというのに、南アフリカランド円が下落するという想定外の事態も起こりうるので、ゴールドの価格を判断材料にして、南アフリカランド円のトレードをすると痛い目にあいます。

12.南アフリカ消費者物価指数

南アフリカ消費者物価指数が上がったというのに、南アフリカランド円が大きく下落するという想定外の事態が起こりうるので、南アフリカ消費者物価指数を判断材料として、南アフリカランド円のトレードをすると痛い目に合います。

南アフリカランド円のこれからの戦略について。

★今の南アフリカランド円はロング一択。

南アフリカランド円は2008年時は16円という高値をつけていましたが、南アフリカランド円は2016年に6.2円という安値をつけ、今現在の2017年10月に8.31円という値になっている。上記の為替レートの基準から判断するに、南アフリカランド円の長期の天井は16円~20円、南アフリカランド円の大底は、5円から6円となる。

2017年10月の南アフリカランド円のレートは8.31となっているので、下落余地も2円3円ほどなので、南アフリカランド円のロングポジションを長期保有をして、スワップポイントで儲ける戦略をとるのもあり。このときに気をつけておくべきことは、大底でロスカットされるという最悪の事態にも耐えれるように、5円以上の変動でもロスカットされないポジション量に抑えて置こう。

先日あった衆議院議員選挙でも自民党が勝ったことやアメリカの利上げが考慮され、これから円安がやってくるはずなので、南アフリカランド円はロングで攻めるのが吉。たとえ、南アフリカランド円が下落したしても、今のランド円の為替レート水準ならば、下落幅が限られているので、自分の予想を絶する大損をぶっこくこともないので安心。
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最後に、

南アフリカランド円の予測は難しい。