ゲーム人生

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衆議院議員総選挙で自民党が圧勝した理由。

自民党―「一強」の実像 (中公新書)

国難突破突破解散という名で、安倍総理は600億円という無駄な税金を使って、衆議院を解散し、衆議院議員総選挙が行われて、自民党が圧勝するという結末に。この結果を受けて、これから何年も良い経済政策が行われるだろうという期待感から、南アフリカランド円を除く、通貨ペアの為替レートが円安に進んだ。個人的な意見ではあるけれど、安倍総理は無駄な解散総選挙で600億円も使うくらいなら、600億円を国民全員にばら撒いたほうが、国民からの支持を受けられると思う。今回は衆議院議員総選挙で自民党が圧勝した理由について書いていきたい。

1.そもそも獣医学部が増えることを悪いことだと捉えている国民がそんなにいなかった。

マスコミが加計学園の獣医学部の開設の説明責任云々うるさかったが、国民の大多数は獣医学部が増えることで救われる動物が増えてよかったじゃんくらいにしか思ってないので、加計学園の獣医学部の開設で自民党の支持率は落ちていなかった。

2.北朝鮮のミサイル発射時の対応がよかった。

北朝鮮のミサイルが発射されたときに、安倍総理が北朝鮮に対して、きちんと遺憾の意を述べたことが国民に高評価を受けて、自民党が評価されるという結末になった。

3.野党がアホだった。

野党が一つの選挙区に、希望の党、立憲民主党、共産党を乱立させた結果、野党票の喰い合いになるという事態を招き、野党候補者は自民党候補者に票数で大敗する結果に。野党候補者が自民党候補者に負けた選挙区の中には、希望の党、立憲民主党、共産党の票数を合計させれば、自民党候補者の票数を上回っていた選挙区もあったので、野党の住み分けをしていれば、選挙結果も変わっていたのでは。

4.景気が良い。

自民党の経済政策のおかげで景気が良いということは、このまま自民党政権が続けば、好景気が続くはずと思った人が日本に大量にいたことが、今回の衆議院議員総選挙での自民党圧勝に繋がった。

5.そもそも希望の党の候補者が嫌い。

希望の党の立候補者の小池人気に乗って、あわよくば議員になろうというセコイ精神が丸見えなことに嫌気がさした人が、意外と多く、希望の党は自民党の受け皿になることができなかった。

6.自民党は安心安全のブランドがある。

自民党は、経済政策も抜群、生活保護受給者にも優しい、高齢者が年金をたくさんもらえる、子育て支援もしっかりとしているなど、貧乏人と金持ちに好かれることを何十年もやっているので、国民から自民党は安心安全の政党だと思われている。それに対して、野党は一度も政権を取ったことがないので、政党としての実績がなく、評価する部分が一切ない。

7.社会の底辺も自民党に投票するのが一番という事実に気づいている。

社会の底辺である生活保護受給者も、生活保護制度を作ったのは自民党という当たり前の事実に気づき始め、今生活保護を貰えているのは自民党のおかげだとようやく分かり始め、自民党に投票している。

8.なんだかんだ自民党議員の質が高い。

安倍総理の政権支持率が低くても、安部総理以外の自民党議員の質は高く、安倍総理が嫌いだけど、自民党のOO議員を応援したいと思う人が日本には多く存在しているので、衆議院議員総選挙で自民党が圧勝する結末を招いた。
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最後に、

野党議員の質が高くならない限り、野党が自民党から政権奪取するのは夢の夢だろうなあ。