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医学部受験と多浪の闇について。

医学部に入る 2020 (週刊朝日ムック)

医学部受験で1浪のときは、一年で国立大学の医学部に合格して、人生の勝ち組の医者になれるぞという夢と希望にあふれていますが、医学部受験2年目に突入すると、今年国立大学、私立大学の医学部に合格できなかったら、俺は医者になる夢をあきらめなければいけないという覚悟をもつようになります。そして、医学部受験で3年、4年の多浪に突入すると、3年も浪人をしているのだから、俺には医学部に入学する道以外は考えられないし、Fランク大学に入学することは絶対になしだという思考を持つようになりますし、3年、4年の医学部多浪は長年狭い世界にいるせいで、広い視野で物事を見ることができなくなっています。最終的に、5年を超える多浪になると、5年医学部を目指して浪人をしているのだから、いまさら医学部受験をやめて、医学部以外の大学に入学するのはいやだし、早稲田の文系学部に入学するのもいやだし、慶応の文系学部に入学するのもいやだという思考になります。これらのことを医学部受験をする前にしっておけば、医学部受験に失敗したときのリスクを受け入れられるならば、医学部を目指す選択をとれるし、医学部受験に失敗したときのリスクを受け入れられなければ、医学部を目指さないという選択を取れる。

医学部受験と多浪の闇が発生する流れ。

多浪の医学部受験生の大半は、周りよりも優れた人間になりたい気持ち、医者になって人生の勝ち組になりたい気持ち、医学部以外の大学はバカが行くに決まっているという気持ちに従い、3年目以降の医学部受験を続行してしまう。当然、3年目で、国立医学部&私立大学医学部に合格することができない人は、4年目も医学部以外の進路は考えられないという結論に至ってしまい、4年目の医学部多浪人を続行してしまうんだ。これらの一連の流れがあると知ると、医学部受験は、自分の貴重な人生を奪う恐ろしいものであるということがわかるし、医学部受験は成功すれば、天国であるということもわかるんだ。

上記のことを自分に置き換えると、自分が医学部合格を目指して、絶対に医者になりたいんだという強烈な思い込みがあったら、絶対に医学部受験をやめないだろうし、7年、8年かけてでも医学部に入学しようと思うだろうね。ただ、絶対に医学部に入ろうと思う決意があっても、メンタルがうつ病状態になったら、医学部受験を中断して、どっかのFランク大学に入学するだろうね。

医学部受験と多浪の闇から抜け出すには?

医学部受験と多浪の闇から抜け出すには、医者以外の職業に興味を持つこと&人生の成功者になりたいという思いを捨てること&浪人してまで希望の大学の学部に入学するのはセコ技だと気づくこと&浪人生活をしてるうちに自分がかなりのダメ人間になっているということに気づくこと&そもそも勉強が好きではないということに気づくこと&自分がそこらへんにいるただの人だと気づくこと&医学部に入学後の勉強漬けの生活に耐えられるかどうか自問自答すること&普通の人生を送りたいという欲求をもつこと&自分がニートであるという現実を直視すること&医学部に合格できなかった最悪の未来を見ること。

1.医者以外の職業に興味を持つこと

医者以外の職業に興味を持つことができ、美容師になりたい、弁護士になりたい、サラリーマンになりたい、ブロガーになりたい、薬剤師になりたい、警察官になりたい、消防士になりたい、官僚になりたい、公務員になりたい、パティシエになりたいという夢を持つことができた医学部受験をしている多浪は、医学部進学をあきらめ、専門学校か、Fランク大学に進学します。これを実行できない医学部多浪の人は、医学部に合格するまで、浪人をやめません。

2.人生の成功者になりたいという思いを捨てること。

人生の成功者になりたいという思いをさっさと捨てることができれば、医者という成功者にならなくてもよいとも思うことできますし、医学部受験を諦めることだってできますし、東京大学合格の夢を諦めることもできますし、京都大学合格の夢を諦めることができます。ただね、自分の夢を諦めるということで失う未来というものもあるから、自分の夢を諦めるというのは正解ではないんだ。

3.浪人してまで希望の大学の学部に入学するのはセコ技だと気づくこと

浪人してまで希望の大学の学部に入学するのはセコ技だと気づくことができた医学部多浪生は、俺はセコワザをつかってまで医学部に入学したいとは思わないから医学部受験を諦め、身の丈にあった大学に入学するぞという発言をします。これに関して僕がいえることは、医学部を諦めるイコール一生医者になれないということだから、簡単に医学部受験を諦めたらいけないぞということ。

4.浪人生活をしてるうちに自分がかなりのダメ人間になっているということに気づくこと

浪人生活をしてるうちに自分が成長していると思っている人間は、医学部浪人を辞めずに、医学部合格を目指して、高校生の勉強をがんばる日々を送ります。逆に、浪人生活をしてうちに自分が成長してないんだということに気づくと、医学部浪人を辞めて、そこらへんの大学に進学するか、そこらへんの会社に就職するようになります。これらのことからわかることは、自分がだめだと思うことは、医学部浪人を辞めるきっかけになるということ。

5.そもそも勉強が好きではないということに気づくこと

おれは勉強が大好きだと思い込んでいる医学部浪人は何があっても、医学部受験をやめへんでーというメンタルをもっています。逆に、俺は勉強が好きではないし、勉強が嫌いだと思い込んでいる医学部浪人生は、もう医学部受験なんてやめて、会社で働くという選択でもするかという発言をします。これらの二つに事例からわかることは、自分が勉強嫌いと気づくことは、医学部浪人をやめることのきっかけになりうる。

6.自分がそこらへんにいるただの人だと気づくこと

自分が超優秀で、神によって作り出されたなにかだと思っているうちは、より高次元の存在になるために医学部受験は絶対にやめへんし、医学部に合格して医者になるんやという発言をします。逆に、自分が普通で、そこらへんにいる人間だとおもうようになると、高次元なんてどうでもいいから、早く大学にはいって、楽しい生活をエンジョイしたいという発言をします。これらの二つの事例からわかることは、医学部受験と多浪の闇から抜け出すには、自分がそこらへんにいるただの人だと気づくことが重要です。

7.医学部に入学後の勉強漬けの生活に耐えられるかどうか自問自答すること。

医学部に入学後の勉強漬けの生活に耐えられるかどうか自問自答した結果、おれは勉強なんてしたかねえんだという結論に至ったら、医学部受験の多浪に決別して、月収20万円~月収30万円の会社に就職するという選択をしようぜ。ただ、会社に就職するという生活がゴミだし、勉強が大好きだという結論に至ったのであれば、医学部受験を諦めずに、医学部に合格するという未来をつかみにいくのもあり。
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8.普通の人生を送りたいという欲求をもつこと。

ふつうの人生がいやだ、医者じゃないといやなんだという思いが強すぎると、なかなか医学部受験をやめることはできませんが、まあ、普通の人生でいいんじゃないかという思いが強まると、さくっと、医学部受験をやめることができます。これに気づいてしまうった医学部浪人生は、俺は医学部受験を諦めんぞという念仏を唱えるようになります。

9.自分がニートであるという現実を直視すること。

5年以上浪人している人は、医学部受験生ではなく、立派なニートであるということに気づきましょう。これに気づいてしまうと、とっととニートという底辺から抜け出したくなり、一般企業での労働を開始したり、そこらへんの大学で働くという選択をするようになります。

10.医学部に合格できなかった最悪の未来を見ること。

医学部に合格できた再考の未来ばかりを妄想している多浪医学部受験生は、浪人という状態にいればいずれ国立大学医学部か、私立大学医学部に入ることができるだろうという甘い希望を持ちます。それと比較して、医学部に合格できなった最悪の未来ばかり妄想している多浪医学部受験生は、浪人という状態をつづけても、俺は私立大学医学部はおろか、国立大学医学部にも入ることはできないだろうという結論に至ります。

最後に、
医学部受験と多浪の闇について。をテーマに記事を書かせていただきました。

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