ゲーム人生

人生はゲームのように華麗だ。

鷹村守が熊を倒したときの衝撃。

はじめの一歩(127) (講談社コミックス)

はじめの一歩に登場するWBCミドル級のチャンピオン鷹村守が、熊の強烈な攻撃をさけ、熊の額に強烈なパンチを叩き込み、熊をKOしてしまったという伝説があります。この伝説をしったはじめの一歩読者は、俺もカウンターパンチを磨けば、野生の大人の熊にも勝てるのかもしれない、えっ、熊って怖いとかいわれているけど、熊ってぜんぜん怖くないじゃん、俺も鷹村守のような最強の存在になりたいなあという感想抱いていました。ただね、冷静に考えると、熊のような圧倒的筋肉量、熊のような圧倒的なつめ、熊のような圧倒的な気性のあらさ、熊のような圧倒的な牙を持っていない人間が熊に勝てるわけがないんですよね。

何で、僕らが鷹村守が熊に勝てたときにまったく驚かなかったかというと、人間が努力すればどんな生物にも勝てるという幻想を持ちたかったし、人間様が熊なんかにまけてたまるかという思いがあったし、プロボクシングの世界王者は世界最強の生物でないといけないだろというへんな思いこみみたいなものがあった。僕自身もプロボクシングの世界王者になれば最強の生き物になれると思い込んでいた。

鷹村守が勝利した、熊の戦闘能力。

人間なんて、熊よりも弱いとされるニホンザル、チンパンジー、イノシシ、大型犬を倒すことすらできないのに、ニホンザル、チンパンジー、イノシシ、大型犬よりも遥かに強いくまに人間が勝つなんてことは絶対にできないでしょう。それと、クマの体のサイズ、熊の凶暴さから判断すると、クマはライオンやチーターやハイエナよりも強いかもしれない。

1.クマは噛む力が凄い。

人間がクマに噛み付いたところで、人間はクマにダメージを与えることはできないし、チンパンジーがクマに噛み付いたところで、チンパンジーがクマに大ダメージを与えることはできないし、ニホンザルがクマに噛み付いたところで、ニホンザルがクマに大ダメージを与えることはできません。そう考えると、われら類人猿が何の装備もせずに、クマに勝つなんてことは不可能に近いことではないでしょうか。

2.クマは努力しなくても、筋肉量が凄い。

人間は圧倒的努力をした結果、それなりの筋肉量を身につけられますが、チンパンジーは圧倒的努力をしなくても、自らの肉体にたくさんの筋肉をつけることができますし、クマもチンパンジー同様、圧倒的努力をしなくても、自らの肉体にたくさんの筋肉をつけることができます。これをしってしまうと、クマよりもチンパンジーよりも圧倒的に筋肉量が少ない人間がクマに勝つなんてことは絶対に不可能なんじゃないかということに気づいてしまいます。

3.クマには鋭いつめがある。

人間のつめを駆使して、人間がクマをひっかいたところで、人間はクマにダメージを与えることはできませんが、熊のつめを駆使して、クマが人間をひっかいたところで、クマは人間に大ダメージを与えることができます。これをしってしまうと、人間は武器を使わないと、クマという巨大生物に勝つなんてことは絶対に不可能だろと思ってしまいます。
スポンサーリンク


4.クマはマジで足が速い。

クマは、チーターやライオンに比べると足が遅い生物ではありますが、人間よりは遥かに足が速い生物なので、人間がクマから逃げ切ることは不可能。これをしると、人間が足を早くするために、ひたすら足の筋トレをしたり、足のトレーニングをすることは、かなりむなしいことなんじゃないのかなといういうふうに思えてきます。

最後に、

鷹村守が熊を倒したときの衝撃。をテーマにして記事を書かせてただきました。