ゲーム人生

人生はゲームのように華麗だ。

アウトサイダーの2020年現在。

強者の流儀

プロレスファンなら誰もが知っているレジェンドである前田日明が作り上げた、アマチュア総合格闘技団体のアウトサイダーは2018年ごろから活動を休止しているし、2020年もアウトサイダーは活動を休止しています。このアウトサイダーという団体は、格闘技のスキルが低いアマチュア選手しか出場していないため、アウトサイダーの試合はUFCやライジン以上にKO試合が多くなっていますし、KO試合を望む人からはUFCよりもアウトサイダーのほうが面白いよとか、UFCは日本人がぜんぜんでていないから面白くないよとか、ライジンは選手がゴロゴロしてるだけでぜんぜん見ごたえがなくて困っているという声が聞かれます。個人的にアウトサイダーという団体に意見をすると、総合格闘技が一部のスーパーアスリートだけのものではなく、誰でも総合格闘技の試合をできるんだよというのを広めたという点ではアウトサイダーという格闘技団体が存在していた意義はでかいと思う。

THE OUTSIDER〔アウトサイダーの詳細〕

2011年、2012年だと、そこらへのDQNキッズがおいらのお兄ちゃん、 THE OUTSIDERに出演するんだぜという自慢をしたり、DQNぽい怖いお兄ちゃんが格闘技のトレーニングを一切せずにアウトサイダーの試合にでるぜとSNSアピールをしたり、そこらへんのギャルがアウトサイダーの試合めちゃくちゃ大好きだし、アウトサイダーに出演しているOOの人大好きだわーという発言もかなり多くありました。これらのことからわかることは、2011年、2012年時には、アウトサイダーは、そこらへんのプロの格闘技団体よりも人気があったアマチュアの格闘技団体であったと断言することができます。

アウトサイダーの良いところは、プロの格闘技の試合にでれないレベルのが人でも総合格闘技の試合に出場することができることや、アマチュアの人でも総合格闘技の試合で活躍するぞというモチベーションを持つことができることや、アウトサイダーからプロの格闘家にランクアップした人〔シバターや朝倉兄弟〕という実績があることや、そこらへんのDQNが総合格闘技を通じて、人間的に更生するチャンスを与えたということなどがあります。之を知ると、アウトサイダーって絶対になくなったらあかん総合格闘技団体やんけーという気持ちがかなり強くなってきます。

アウトサイダーの悪いところは、アウトサイダーにはUFCやライジンのようなギャラを支払う資金力がないところや、アウトサイダーの試合にでても微々たるギャラしかもらえないところや、アウトサイダーの試合に負けると一円もお金が儲からないというリスクがあるところや、アウトサイダーで大怪我をしてもアウトサイダー運営は責任を一切とってくれない。こういう実情をしると、総合格闘技をするメリットはあるのか?、アウトサイダーの試合に出るメリットはあるのか?というふうに思ってしまいます。

THE OUTSIDER〔アウトサイダー〕の2020年現在。

THE OUTSIDER〔アウトサイダー〕の資金力では、アウトサイダーを開催できる会場のレンタルをすることができなくなり、2018年にアウトサイダーのイベントは一切開催されなくなりましたし、2020年現在にもアウトサイダーのイベントが一切開催されなくなってしまいました。こういう状況になってしまったことで、アウトサイダーに出場することを人生に目標にしていた人や、アウトサイダーを活躍の場にしていた人は、自分の人生に希望を見出せなくなっています。

THE OUTSIDER〔アウトサイダー〕の2020年現在、アウトサイダーがなくなってしまったことに絶望した人がとることは、自分自身がもっと強くなって、DEEPやK-1、RIZIN,UFC、ONEFCといった団体の試合に出れるようになることしかありません。それと、DEEPやK-1、RIZIN,UFC、ONEFCに出場することができず、アウトサイダーの底辺でしのぎを削ることには意味はあまりないという厳しい現実があります。

上記のような厳しいことをいっていますが、最近日本では総合格闘技がかなり下火になっており、きづいたら、総合格闘技ってなんだっけという状況になることもありえますから、アウトサイダーが2020年に復活して、アウトサイダーが日本の格闘技界を盛り上げることを期待しています。
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最後に、

2020年にアウトサイダーが復活すれば、第二の朝倉兄弟の出現を期待することができるけど、2020年にアウトサイダーが復活しなければ、第二の朝倉兄弟の出現を期待することはできません。そう考えると、アウトサイダーがなくなるのは日本の総合格闘技における大きな損失でしかなかったのかなとも思います。