ゲーム人生

人生はゲームのように華麗だ。

はじめの一歩 鷹村守は、リチャードバイソン戦に勝利。

はじめの一歩(127) (講談社コミックス)

あの基本に忠実なボクシングを完璧にこなせると圧倒的なフィジカルをもったデビットイーグル〔ボクシングWBC世界ミドル級王者〕や、常人ではできないパンチのよけ方ができるとどんな角度からでもパンチを打ち込むことができると日本人にはない身体能力をもつブライアンホーク〔ボククシングジュニア世界ミドル級〕を打破った鷹村守は、WBAのベルトとWBCのベルトを統一すべく、ボクシングWBA世界ミドル級王者のリチャードバイソンと戦うことになった。このときに発生した問題は、デビットイーグルの戦闘能力を限りなく高くしすぎた、ブライアンホークの戦闘能力を限りなく高くしすぎたことにより、リチャードバイソンのキャラは薄く、リチャードバイソンはブライアンホークよりも遥かに弱く、リチャードバイソンはデビットイーグルよりも遥かに弱いくなってしまった。

個人的な意見を言うと、はじめの一歩の読者は、鷹村守VSデビットイーグルの試合でかなりの満足感を得ているし、鷹村守VSブライアンホークの試合でかなりの満足感を得ているので、鷹村守VSリチャードバイソン戦が凡戦いになっても、はじめの一歩の読者はまあいいかあ位の感想しか抱かなくなっているので、鷹村守がリチャードバイソンに勝って喜ぶ日本人はいないし、鷹村守がリチャードバイソンにまけて落胆する日本人はいないのかなと思います。

鷹村守と戦ったリチャードバイソンは間柴了の強化版。

リチャードバイソンは、ミドル級でも上位のフィジカルを誇る〔間柴了よりも体がでかい〕し、ミドル級でも手足は長い〔間柴了よりも手足は長い〕し、最強王者鷹村守にフリッカージャブを入れることができる〔間柴了よりもフリッカージャブを使いこなすことができる〕し、最強王者鷹村守をKO寸前まで追い込むことができた〔間柴了では鷹村守をKO寸前まで追い込むことはできない〕となっているし、リチャードバイソンはインファイトをすることは得意〔間柴了はインファイトをすることは苦手〕ので、鷹村守と戦ったリチャードバイソンは間柴了の強化版と断言できる。

上記のようなスペックを持つリチャードバイソンは、鴨川会社にリングにタオルを投入しようというアクションを起こさせるほどに、鷹村守をKO一歩寸前まで追い詰めることに成功したが、突如追い詰められた鷹村守〔足を怪我している〕が息を吹き返したような動きを見せ、リチャードバイソンを一撃KOしてしまったのだ。この一連の流れをみたはじめの一歩の読者は、足を怪我している状態の鷹村守を無理に勝たせるのは無理があったのではないか、今回だけはボクシングの試合をかなり有利に進めたリチャードバイソンを勝利させてやるべきだったのではないか?、そもそもリチャードバイソン自体のキャラ設定がどうでもよすぎて、リチャードバイソンに興味と関心をもつことができないわなどの意見がでてきています。

はじめの一歩 鷹村守VSリチャードバイソン戦での読者の感想。

1.リチャードバイソンが負けることが決定的なことに萎えた読者。

はじめの一歩の作者が、最強で誰にも負けることが許されないキャラクターの鷹村守は、他の強豪プロボクサーに負けることは許されないと決めているため、はじめの一歩の読者はどうせつぎのミドル級タイトルマッチも鷹村守がリチャードバイソンに勝って終わる展開になるだろという冷めた気持ちを持ちながら、鷹村守VSリチャードバイソン戦の試合の回を読んでいました。こういう気持ちをもってしまった読者は、どうせ鷹村守はさくっと6階級制覇してしまうという事実は決定事項なのだから、これから無理してはじめの一歩の漫画を読む必要はないでしょう。

2.はじめの一歩のネタ切れ感になえた読者。

はじめの一歩の作者が、WBCジュニアミドル級の王者にブライアンホークという濃いキャラクターを登場させ、WBCミドル級王者にデビットイーグルという濃いキャラクターを登場させた結果、はじめの一歩の作者は完全に新しい濃いキャラのネタ切れ感がでてしまった。当然、はじめの一歩の作者はキャラクターのネタ切れをひきおこしているので、鷹村守のWBC、WBAミドル級統一戦の対戦相手であるリチャードバイソンはキャラが薄く、そこらへんにいるプロボクサーみたいな感じしかしない。こうやって、ああだこーだいっても、結局はマガジンでははじめの一歩しか読むマンガがないので、はじめの一歩をよんでしまうんですけどね。
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3.鷹村守が追い詰められ、鴨村会長がタオルを投入しようとしたアクションに萎えた読者。

はじめの一歩の作品で、大した相手ではない相手に、鷹村守がKO寸前に追い詰められた様子を見かねた鴨村会長がリングにタオルを投げ入れたシーンを見た読者は、鷹村守はどんな局面でも最強じゃないといけない、何でよくわからんかませ犬的なキャラに、鷹村守がKO寸前においこまれているんだよ、はじめの一歩の作者はどうかしてるぜというふうに思ってしまった。こういう感想を読者に抱かせるが、はじめの一歩の作者の作戦なのかもしれない。

最後に、
はじめの一歩 鷹村守は、リチャードバイソン戦に勝利。をテーマに記事を書かせていただきました。